チャレンジ富士五湖

本日、チャレンジ富士五湖ウルトラウルトラマラソン。
初めてレース中にきれいな富士山がみえた。
写真は昨日のホテルの窓からだけど。

今まで参加したウルトラマラソンの中で、間違いなく1番辛かったレース。
からかったじゃないよ^^;

記録:118km 14時間28分0秒

昨日、きりさんにテーピングしてもらった首から腕は少しだけ楽な気分。
チャレンジ富士五湖、ファイブ・レイク
スタートラインにチーム仲間のnancyと並ぶ。。
午前4時スタート。グラウンドを一周したところで別れる。
白樺の坂を下る。まだ薄暗い空にまっすぐに伸びる木が美しい。
ここはとても好きなところなのだが、今回コース変更があって、山中湖を一周した後にこの坂を上ることになっている。
少し、不安な気分で坂を下る。
坂を下った道は山中湖へ向かう。思ったより自分のスピードが上がらない。入りは5分半程度と考えていたが簡単にそれを下回る。
6分を少し過ぎるくらいで走る。
山中湖に到達すると、そのまま周回道路の歩道を走る。

20kmにさしかかる頃、おとなしかった腕が自己主張をはじめる。ずきずきずき。
おもわず足が止まる。歩道の手すりに腰掛けて、何人かを見送る。
何とか歩き始めると、エイド。あ、これで休む理由ができた。
しばらく休む。走り始める。山中湖の桜越しに見える富士は本当にきれい。
去年まで3年間ずっと見えなかっただけに、その姿が本当にうれしい。
首をひねると、少しだけ痛みが走るのだけど、心の中で小さく「いててて」といいながら富士に目をやる。
また腕の痛みに足が止まる。湖の欄干にもたれて休んでいると、nancyが「大丈夫?」といいながら心配げな顔で通り過ぎる。
いつもは、「大丈夫じゃないっ」って答えるところだが、今回は笑って見送る。大丈夫じゃないっ」が洒落にならない。

腕の痛みが治まったので、走る。
山中湖を一周し、スタート地点への坂をのぼる。きつい。たびたび足が止まって歩く。
「だらしないなぁ」己の不甲斐無さを嗤う。
上りきると再び下り。下りの振動ががたがたと腕に響き、顔をしかめる。
痛みのたびに立ち止まるわけにも行かない。こんなことしてちゃ終わらない。
気を紛らわすように走る。
10km単位の標識。40kmで4時間30分。
まだあきらめるほどではないな、と思う

ここまで何回か抜いたり抜かれたりしていたスタイルのよい少し年配のお姉様が、前を駆けていく。
おいていかれないようについていく。
大体スピードは6分前後。そのままついていき、少しタイムがおちてくると前に出て引っ張るように走る。
バトルが続く(^^)
とてもいい感じに走れてる。
僕が前に出ているときに信号に引っかかる。
ボランティアの人、笑いながら「まぁ長い距離ですから、一休みしてください」。
ぼく「はいよろこんで(^^)」。
追いついたお姉様、僕の肩に手を掛け「せっかくいい調子だったのにとまりたくなかったよねー」と笑う。
そんなことを言ってはいけません(^^;

走り始めると腕の痛みがない。この間に走っておきたい。
お姉様に、ごめんなさい、上げますといってスピードを上げる。一人旅。
河口湖大橋を渡る。いままでの鬱憤を晴らすように走る。
下りでは時計が4分台を示す。馬鹿じゃねーの(^^;
nancyに声をかけ追い越していく。
応援の隊長とミナトンがいた。
ハイタッチ。ありがとー(^^)
野鳥の森公園のエイド。ミキさんが僕の大好きなチョコレートを持って応援してくれている。
感謝。走る。

ハッピータイムはいつまでも続かない。
10kmを過ぎると、足は止まる。
まぁこんな無茶が続くはずもない。
ただ同時に忘れていた腕の痛みがよみがえる。
時折歩き、痛みが収まると走る。
お姉さまが、まだ半分よ。がんばりなさいと追い越していく。
これ幸いと、ついて走るがついていけない。
そろそろ限界。
用意しておいたロキソニンを服用することにする。
この手の薬はバッファリンをのぞいて使ったことがないが、よく効くという神話は耳にしている。
期待をこめて服用。

なんだか痛みが薄れてきた。
走れる。
飲んでよかったかな、とおもってたら強烈な睡魔。
副作用?
目をこすりながら走る。
エイドで給水。
少しだけ眠る。そう決めた。
歩道の脇に腰掛け、目を閉じる。
意識が遠のく。
「なにしてんのっ?」nancy^^;
目が覚めた。
少し休んで、追いつき、そして先へ行く。
ここまで走った距離はおよそ70kmで8時間半。
100kmを12時間で走れれば、次の8kmで1時間、最後の激坂を含む10kに2時間残せる。
制限時間の15時間以内にかえれるはず。
とりあえず100kmをめざす。

精進湖を越え、本栖湖へ。
今回のコースから、本栖湖へ向かうのは118km組だけ。人も少なくなる。
人が少なくなるのは構わないのだけど、エイドまであっさりさせる事はないんじゃない?^^;
湖畔を走る。やがて襲う再びの睡魔。寝る。
「がんばって」
通りすがりのお兄さんが、檄を飛ばす。
ぼく「眠い」
お兄さん「寝るのは帰ってから(^^)」
口答えしたくなる、ぼくの中の黒猫。でも、ありがたく走り、そして歩き。
nancy追いつく。
少し歩きながら話す。
エイド貧しいねー。お腹すいたねー。
これ食べる?持っていたブラックサンダーを半分分けてくれた。
ありがとー(^^)
本栖湖を一周し再びの貧相なエイドを抜け、なんとかね、と言いながら走り始める。
う、お腹痛い。nancyには先に行ってもらう。
トイレを探す。やっとみつけた公園のトイレは壊れて使用禁止。次のエイドまで耐えた^^;
ここはまだ118km組だけゾーン。待ち人なしで使えることの幸せよ。使用時間5分。この時間のない時に。走る。
100km目前、車から声がかかる。
隊長とみなとん。
「あと23km」
勇気が湧く。でも、あとで聞いたら、ちよっと難しいかもって思ってたんだって^^;
ここで秘技「痛いのはぼくの腕じゃない」を使うことにする。
僕の腕じゃないから、僕は痛くない。もう止まらない、歩かない。

ほんの少しだけの視界を残し、下を向いて走る。
まずは先にいるはずのnancyに追いつくこと。機械のように走る。戻ってきた西湖も河口湖も下をむいたまんま。
100kmをこえたのは12時間を少し過ぎたあたり。なんとか行けるか。100km組が途中の関門で止められていく。
走る。
最後のエイド、ステラシアターには1時間余りを残してついた。
あと5km。内3kmは坂だけどたとえ歩いても行けそう。
そうそうにエイドを切り上げ、坂に向かう。
もう歩かないの誓いは、置いておくことにして^^;、100数えながら走って100数えながら歩くを繰り返す。
ここでお姉様においついた。お姉様「キツイねー」
丁度はしる時間だったので、ニコッと微笑んで通り過ぎた。「もうちよっと(^^)」って言葉を添えて。
nancyにはまだ追いつかない。あいつ、はえーなぁ。
坂越えた。あと2km。
去年は最後をキロ4分台で走ったことが誇らしかったが、今年はムリ。
でも懸命に走る。
ゴールにつながる花道。
「にゃんたさん」
フジちゃんだ。
「にゃんた」
キリさん。
ゴール(^^)

ゴール後、ゲートの側にいてくれたフジちゃんと少し話し、豚抜きの豚汁を頂いて、着替えに向かう。
72kmを走ったきちすけさんと応援してくれたミキさんがいた。
あれ、nancyは?
ランナーズアップデートでみてもらう。
ちゃんとゴールしてました(^^)

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