チャレンジ富士五湖

小さな雨。4時スタートのぼくを4時半スタートのむらさんと4時45分スタートの
フジちゃんがスタートラインのそばで見守ってくれている。
なんだか、緊張感のないカウントダウンの後に、スタート。
グラウンドを一周してから、外に飛び出し山中湖に向かう。
好調な気配がする。
最初の5kmは4分台。また馬鹿なことをする。

20kmを越える。
山中湖の周回。走っていると聞こえてくる話し声。遠くならず、近くならず。
おしゃべりしながら走り続けている人。
元気だなぁうるさいなぁと思いながら走ってたら、眠くなってきた。
なぜ、このタイミングで?^^;
今回は眠気に備えて、覚醒剤というか、カフェインの錠剤を用意しているのだけど、さすがに2時間やそこらで服用すると、後が怖いので我慢する。
かわりに、片方づつ目を閉じる。

30kmあたり。う、お腹いたい。
トイレどこ?
幸いすぐ並んでいないトイレがみつかつたので、使わせてもらう。
人の心掛けの良さというものはこんなところに出てくるものだと思う(^^)
念のため、そのあとストッパーを飲んでおく。
今回他に用意していた薬剤は、ロキソニンと消炎剤。あと心のお薬として成城石井で買ったフルーツバーとチョコレート。

お手洗いから出ると、妙に眠気すっきり。さあ頑張るぞっと。
北麓公園への坂をのぼる。去年は肩の痛みで走れなかった。
上る。元気は元気なのだけど変な感じに足がつっかかる。
にゃっ?と腰を見るとパンツが腰ばきになってる。あ、紐むすぶの忘れた^^;
大丈夫、安心して下さい。その下にタイツ履いてます。パンツもタイツも黒なのできっとばれてないとおもいます。
写真とか撮られてたらいやだなあ^^;
河口湖へ向かう。それほど強くは無いものの雨と風は体温を奪う。
交差点の信号待ちで、「少し寒いですね」とそばにいたおじ様に声をかけると、大丈夫、安心して下さい。下にもう一枚着てます。と、シャツをめくって見せてくれた。
ぼくは大丈夫じゃないっての^^;


河口湖から西湖へ、そして関門をかねた大き目のエイド、西浜小学校へ向かう…と思ったら西浜小学校ではなくてその少し手前の公民館。どうしたのかなあ、まさか廃校とかじゃないよなあ、と心配になる。歴史のある小学校。続いてほしいなあ。

ゾクゾクするくらい寒くなってきた。
風邪かなあ。ちょっと体調が悪い。
そう言えば前日フジちゃんになんか声が変って言われてた。
変ってことはないだろう^^;
かすれてますね、とか、エヘン虫をお飼いになってるんですか、とか、持ち歌は森進一ですか、とか。♫ふーゆのラビオリー。

野鳥の森公園でおうどんたべたら、精進湖へ。今年のエイドは去年と比べるとかなり豪華。悪評が応えたのかな。
だって去年のエイド、お水にお塩だけってところもあったんだぜ。ぼくそんな体育会系じゃない(^^;
精進湖、最初小さいかなとおもったのだけれど、やっぱりもう十分広いです。
もっと小さくなりたければ、なってもらって全然構いません。

精進湖から本栖湖へは、118kmの参加者だけが向かう。
今生の別れ、マコとミコ。♪マコ、甘えてばかりでごめんね…あー、例えが古いっ^^;
生木を裂かれるようにわかれたあとは、道路の下のトンネルをくぐって本栖湖に至る。
本栖湖で好きなのはここだけ。
いやまあ本栖湖、静かでいいとこなんだけど、いまは褒めてやる気になれない。
どうしてここ走るの苦手なんだろう。眠くなるし(ちょっと寝たし)、かなり歩いた。坂でもないのに、なんだか足が重い。
なんかそうゆう場所なのかもしれない。ぼくはちょっと霊感強めではある。
しょうがないのでダラダラと歩いて走って。ようやく一周してエイドに戻る。もうエイドで休んでいる人はかなり少ない。
これから、本栖湖を走ろうとしてる人は、関門で止められてる。
エイドから、送り出してくれたおじさん、「頑張れば、もしかしたらゴールに間に合うかもよ」
え”、もうそんな時間?まずい。
本当に初めてそう思った^^;

でも大丈夫^^;ここから先は、ぼくには根拠のない自信がある。冷静に考えるとあと30kmくらいあるのだけど、そんなことは心の棚に置いておく。
「加速装置!」奥歯を噛み締める(まあ、知らない人は別に良いんだけど石森章太郎のサイボーグ009の1つの能力です^^;)。
一生懸命走る。テスト前はいつも一夜漬け。
胸のゼッケン、3カ所破れたようでパタパタパタ。鬱陶しいので、千切ってポケットに突っ込む。帰り道のエイド、コーラかポカリだけ。
一生懸命走る。
西湖で100kmを迎え、残すところあと3時間。安心してはいけない。1番信じられないのは自分、復讐するは我にあり、野獣死すべし。
一生懸命走る。
ステラシアター。最後の関門。
「ゼッケン見せて下さい」え?ゼッケンチェック?千切ったゼッケンどうしたっけ?頭が回らない。
そだ。
背中を向けて、見て、見てー。
「はい、OKです。」
ステラシアター通過。
北麓の坂を上り、会場に入る。毎年この高揚感を味わうために、走っている。
迎えてくれる人、フジちゃんが見える。
あ、気がついいてやがらない。
大きく手を振ってからゴールに向かう。
ゴール前、「ゼッケンがわかるようゴールして下さい」
げ、ここもかよ。
大丈夫。もう思い出した。ゼッケンはポッケの中。少し立ち止まって、ゼッケンを広げ、掲げるようにゴール(^^)

記録:1118km 14:23:29

 

 

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