丹後ウルトラマラソン

京丹後ウルトラ日記。
朝4:30、スタート位置にならぶのは、ぼく、キリさん、nancy、フジちゃん、その他約2,000名。
体調も天気も悪くない。
スタート30秒前に、靴ひも直し始めたのはだーれ^^;
このままスタートの合図だとみんなに突き飛ばされちゃう。
なにかいったら「えっ?えっ?」ってなっちゃいそうだから、後ろにキリさんがいるのを確認して、あとはソワソワ。間に合いました。
スタート。
暗闇の中を海に向かって走る。
人がなかなかばらけない。
5kmのエイドには近寄れなかった。
海から吹き上げる風が気持ちいい。
七竜峠を上る。視界が開けないため、坂の辛さをあまり感じない。
そうか、見えなければ辛くないんだ、と思いついたのだけど、目を閉じて走るのは危険なのでやめてください^^;
七竜の戻り、2,30km付近。降水確率0%を裏切るスコールのようなあめ。
さすがnancy、最強雨女。
走る。40kmくらいまで堅実に、km6分。4時間。
ここまでは予定どおりだったのに、おうどんのエイドで強烈な吐き気。
まいったなあ。
この後、ぼくの身体は水分以外を受け付けない、ってか水分でも吐き気がする。なんじゃそりゃ^^;
ま、いつものようにしょうがないから走る。60kmのエイド、椅子に座ってへたってたら、爽やかな風を連れてフジちゃん登場。
少し会話して、先に行ってもらいました。彼女はこの先も素晴らしいスピードで走り続けます(^^)
ぼくも走ります、が今度はレギュラーモンスターの睡魔登場。
眠い眠い眠い。ちょっとだけ眠ります。水田の脇の青草がとてもフカフカに見えて気持ち良さそうだったので、横たわります。
100だけ目を閉じてよ、って思って数を数えはじめたら30で意識が飛びました。
「…丈夫ですか?」「大丈夫ですか?」何回呼ばれたかは知らないけど、ぼくが覚えてるのは2回。
うっすら目を開けると、目の前に覗き込むような女性の姿。
あ、大丈夫です。あわてて答えて半身を起こす。
「それなら、良かった」女性は優しい笑みを残して走り去りました。
起き抜けの目はまだ像をはっきりと結ばなかったけれども、きっと美しい人(^^)
走りだすぼく、眠気は覚めない。
腕の痛みが自己主張をはじめたので、消炎剤を塗ったとき、ふと思いついて消炎剤をまぶたの上に塗ってみる。受験生だったころサロンパスか何かでそういうことをやったような。
まぶたの上がスーッとする。よし、成功と思ったのも束の間。痛い痛い痛い。汗にながれて消炎剤が目の中に。あわてて拭ったのだけどそれでも眠気はどこにも行ってくれませんでした。
この後、何回かエイドに置いてある椅子の上で仮眠。困ったもんだ^^;
8kmを上った先の碇高原。
男子中学生に脚マッサージをしてもらって、なんとか走り出すもヘロヘロ。
その後は、いやらしい天気のよさが続くのだけど、気分は曇り時々雨ところによっては雷を伴う強い雨くらいの勢いでゴールに向かったのでした。
ゴールでは、フジちゃんとキリさんが笑顔で迎えてくれました(^^)

個人的企画、6ヶ月連続ウルトラマラソンこれで終了。
とはいえ、今回のはちょっとだらしなかった。
次回はがんばります…あ、今年度のウルトラはこれで終了です。
次回は年明けの宮古島激闘編となる予定です(^^)

記録:13時間1分0秒

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