伊良部の宿は通好み

今回の旅行で1泊目2泊目は伊良部島のCasa De Hamaca(カサ・デ・アマカ)
キャッチは「ハンモック個室でのんびり離島ライフ。眺めのいい共用テラスでのモーニングサービス付きです」

想像してたのはハンモックのある個室があって誰でもそこを使えますよ。
ちなみにHamacaはスペイン語でハンモック。
Casaが家で、Deが「の」だからハンモックの家。
どうでも良いけど、ボギーのカサブランカはCasa Blancaで白い家。

ホテル到着。
こじんまりした宿。

階段上がって入り口覗いても誰もいない。一応大きな声で「すいませーん」と謝ってみたけど(違、声をかけてみたけど返事なし。しばらく待つ。待つ。待つ。
待っても仕方ないようだったのでとりあえず走りに出ることにする。元々そのまま走れる格好で行ってたし。
荷物だけ2階に置かせてもらって階段を降りてたところで、戻ってこられました。
真っ黒に日焼けしたバックパッカー系おっさんを少し小綺麗にしたようなおっさん。(少し小綺麗😅)
「いやー、タクシーで来られるものと思ってました」
タクシーの運転手が知らなかったので近くで降りて探してきました。

「じゃあどうぞどうぞ」ということで建物、案内してもらう。

キッチンはこちら、洗濯機はこちら、シャワーはこちら、お手洗いはこちら。
うん。そうね。みんな共用なのね。
ここはホテルというよりゲストハウス…
あとで申し込んだ楽天トラベルもう一度見てみたら「沖縄の離島ならではのハンモックで寝るゲストハウス」って書いてあったので騙されてるわけではないな。

お部屋はこちらで。

ちょっとだけ固まる。
あ、そういうことね。ベッドの代わりがハンモックなのね。
確かにどこにも嘘は書いてない。
これで1泊5,500円はちょっと高いんじゃないかなと思ったけど、そういうことは口には出さない。
日焼けしたおっさんがこのゲストハウスの主人ということで、「お手洗いの横の部屋に住んでますのでいつでも声かけて」と。
声かける前に話し出す話好きさんの様だけどな。
話が自己紹介から彼の経歴、小説の嗜好等に至ってちょっと長くなってきたので「走りに行って良いですか」。
あ、じゃあ行ってらっしゃいということで走った時の写真がこれだったのでした。

帰って、待ちかねているご主人にこの辺で何か食べれるところありませんかとお伺い。

なんかこの時期閉めているお店が多くって、聞いてた中であいていたのはこちらだけ。

おでんは盛り合わせの(小)と(大)の選択肢のみ。
盛り合わせで良いのだけど、ここは沖縄。多分あれが入ってる。
そう、「テビチ」

豚足をトロトロになるまで煮込んだものである。
テビチ抜きでおでん盛り合わせを提供していただけないかお店のお婆と交渉する。
「一度挑戦してみてはどうか」という説得の言葉にも頷かず、なんとか抜いてほしい旨懇願する。
願いは聞き届けられた。

コーラにおでん盛り合わせ。
で、今日何も食べてなかったことに気がついたので、追加。

おにぎりとエビフライ。
おでん盛り合わせが想像以上においしかったです。

宿に戻ったら速攻でおやすみなさい。
翌日、海で早かったからね。

海から戻ったら昼ごはん食べにいってその近所のスーパーでお惣菜買って帰宅。
ハンモックに揺られて本読んでると、午後はほぼ部屋から出る必要性はなく読書三昧。
晩御飯はお部屋で買ってきたお惣菜。

翌日、チェックアウトの時に言われたのは「もっとにゃんたさん(仮名)と語り合いたかった。お酒でも飲んで」、と。
知らんがね。
今回はお客さんがほかにいなかったのですが、通な人はそういうのが好きなんだろうなぁ。
ぼくは通ではないようです。
あ、ご主人は別に嫌な人ではなくていい人です。ダイビングショップも事前に紹介してくれたし。
ただまぁぼくはそんな性格だしね。

4 COMMENTS

よはねす

なるほどー。小綺麗なおっさん、お客様にちょっと期待しすぎでしたね。応えられないにゃんたさんに憐れみを感じる必要もないのに感じてしまったあたしも間違い。走りに行った写真が実に美しいのは、とてもよかったですね。

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MABO

こんにちは。
ハンモックがベッド😮
一晩寝た事はないけれど、南国だったら通気性が良く寝やすそう。
北国だったら、寒くて目が覚めそう😅

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