屋久島一周ウルトラecoマラニック

遠いところだとおもっていた屋久島が、大阪なら直行便があることに気がついてしまった。
仕方ないので参加する事にするーお約束(^^)

参加者200名足らずのちっちゃな大会。
制限時間16時間(最大)は太っ腹。
スタートは5時からのウェーブスタート。約50名が10分刻みでスタート。
この人数にしてこのスタートなので、最初からばらける、ばらける。
天候は小雨、やがて暴風雨にかわる。
漆黒の闇の中を自らのヘッドライトだけを頼りに走る。
被っているキャップのつばの部分が、ヘッドライトの光を遮り、半円に影をつくるのが気持ち悪い。何かが潜んでいる気がする。踏まないように気をつけて走る。
やっぱり西にある分、夜明けが遅い。怖々走るとスピードは上がらない。
仮装推奨のこの大会、残念ながらぼくはしてないけど(一応ハンズには確認に行ったのだけど手頃なのなくて。トランプ大統領のマスクなんて被りたくないし^^;)、信号待ちで前にウォーリー、後ろにマリオが並ぶと少し嬉しくなる。
頑張って走る。
空港をすぎるあたりから、辺りが少し明るくなってくる。雨はまだ止まない。
エイドは、ほぼ10km毎。
数は少な目だがそのいずれもが趣向を凝らしていて楽しい。それ以上にボランティアの方が親切で、朗らかで、毎度離れがたくなるのが困りもの(^^)
宮ノ原の市街を越えるとまた、海岸線の上りが続く。
この前のエイドで、ぼくよりかなり前に出たウォーリー。
ウォーリー、どした?
「え?あぁ、ウォーリー失速です^^;」
がんばろ(^^)
てな、会話しながら坂を上る。
雨はあがった。
上って、下って、また上って…坂の上にスタッフの黄色いビブが見える。あ、エイドだ。
一生懸命はしる。ぼくに気がついたスタッフ。大きく手を回す。
ご主人を見つけた犬のように(ネコだけど)息を詰めて上りきると、そのスタッフは海の方を手で指し示す。
「どーです。絶景でしょう。あ、写真どーです?」
へ?エイドは?
「エイドならまだ先です。こんどは西部林道前の最後のエイド。豪華ですよ。」
あ、そう。まだなの。
ちょっとイラっとする(-“-)
走る。
そして、エイド。話しに違わず、豪華なエイドでした(^^)
具沢山な汁物。お団子はあり、豚さんは抜き、お野菜は沢山。
ご希望を言えって言うんだもん^^;
この先は、西部林道。
文化遺産の区間。約20km。
エイドはないとのことなので自販機でコーラ買ってリュックに放り込んでおく。
走る。西部林道。ふと横を見ると、お猿2匹が毛づくろいをしている。
「何やってんだか」
そんな目でみてる。
早業で写真を撮って走り続ける。
10kmくらいでプライベートエイド。
ないと思ってたところでのエイドは特に嬉しい。但し、猿警戒のため食べ物はなし。
ここの猿。沢山いるのだけど、人を襲うことはない、と言われている。
多分餌付けされてないから。
ここの人はもちろん、観光客もそのルールを守ってきたのだろう。
ちょっと嬉しくなる。

走る。道路いっぱいに広がるお猿さん達。偉そうな人が、ちょっとイラついている様子。この日に限って何人もが走って通り過ぎているからか。恐々横をそっと走ると…
「キーっ」って怒られた。
ごめんなさい、ごめんなさい。
振り返らずに全力疾走。
こんなこと2,3度あった^^;
西部林道を抜けた。
次のエイド。ここはまだ軽い食べ物だけ。「9km先でカレーですよー」
それよりも嬉しいあと39kmの標識。
ひやっほい。もーフルマラソンない。
足は何度か駄々をこねて、走るのやめたりしてたけど、これで元気。
あとたったの39kmさぁ(^^)

1kmほど走って、道は下り始める。
ちょっと不安になる。まだ前に山が見える。下ると上る距離がふえる。
あ、そろそろトイレ行きたいな。
タイミングよく沿道のスタッフが声をかける。
「お手洗い、この先少しいってコースから外れて下ったところにあります」
あ、そ。まだ下るのね。
少し行ってコースから外れて下ってみる。女子トイレはあった。
キョロキョロしても男子トイレが見つからないので、すごすごとコースにもどりそこにいたスタッフに聞く。
男子トイレないんですけど。
「男子トイレはずーっと下ったところです」
しょうがない。ずーっと下る。
済まして、とぼとぼとコースに戻る頃、足はストライキ。
コースは、案の定上り始め、上り続ける。足はごね始め、ごね続ける。
やっと頂上。
うるさい足にご褒美。広がる草原に足を投げ出してすわる。
ここでまたお約束。眠くなる。
寝転がって顔の上にキャップを置く。
熟睡10分^^;
走ると、エイド。
カレーエイド。
並んでいると、カレーを食べている知らない人から声をかけられる。
「気持ちよさそうに熟睡してましたねー。羨ましかったですよ」
なぜ熟睡したことを知っている?
エスパーか?

走る。足はごねたり働いたり。
でもゴールは近づく。
あと10kmのあたりで日暮れ。
再び辺りは闇の中。
ライトをつけ、思い出して帽子のつばを後ろに回す。雨が止んでいるとこの手が使える。
目の前に影はない。
頑張って走る。
やがて橋を渡り、昨日から見知った風景。坂を上り、そしてゴール。
お疲れ様でした。
来年は日暮れ前に帰りたいな。
え、来年^^;

記録:13時間30分09秒

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