2023みちのく津軽ジャーニーラン263km DNFもう少し振り返ります。
鰊御殿を出て、少し固まった筋肉を庇うように坂道をてれてれと歩いて進みます。
この先に待つのは、「津軽」の像記念館。もともとこのレースは弘前出身の主催者が、ここを訪れてほしいと企画したレースだったほどの貴重なポイント。ただ太宰にそれほど思い入れがない僕にとっては、通過しなきゃいけないから行くけど、エイドも開設されてないし、若干テンション落ち気味に走ります。
バチ当たる。ここに行くまでに2回も道間違えた。なんて面倒な。太宰嫌い。
クリア。
次は、今回一番楽しみにしていた、ごらんあれが竜飛岬、
テンション上げていきたいところですがどうも道が上を向いていて、足が重い。
途中の道の駅で、水分背中に1リットル、前に500ml。
積載最大水量にして国道339号線を走ります。
途中、いい感じの名勝「七つ滝」を通る。
向こうから車で降りてきた観光客の人が「これからずーっと霧の中ですよ」
嬉しそうに余計な情報をくれました。
はー、そうですか。
この先、頭の中の歌は森田公一とトップギャランの「青春時代」になります。
高校を卒業した後、たーちゃん、たっちゃん、ぐっちと4人で飲む時は最後の曲は4人でこれを歌うと決まっていた。もうずいぶん歌っていない気がします。
竜飛岬に向かうには、眺瞰台(ちょうかんだい)を越えていく必要があります。
実はここあまり予習していなくてどんなところかあまりよくわかっていなかったのです。
え?って思う。
実はここ平面の地図上の距離はごく短い。
ちょっと油断してた。
結局そんな短い区間を、6km上って8km下るコースだと。
霧が晴れてるととっても綺麗な景色が見えるんだって。
何も見えん。
ひたすら歩いて上る。頭の中は「青春時代」。胸に棘刺すことばかりです。
寒くなってくる。雨も降ってくる。
リュックからジャケット取り出して着る。
ほんと、前見えない。一寸先は闇ではなくて上りである。
いい加減キレたくなる直前に何とか到着。
到着してもボランティアの方が呼んでくれるまで、場所がわからなかった。
「上でっす、上、上」
階段登った先にありました。
風びゅーびゅー。
寒っ。エイドの人曰く、ボランティアの中で一番若手が押し付けられることになっている苛酷エイドだそうです。
さて下り。
やっぱり霧の中をおっかなびっくり走って下ります。
走り出すと暑くてジャケットお片付け。
頑張って下った。
前腿パンパン。
そして到着。
まずは「津軽海峡冬景色」の歌碑。
ボタンを押すと、歌が流れます。
一緒に歌います。
♫ご覧ここが竜飛岬。
少し上って、いろいろ確認。
お天気がいいと北海道が見えるそうですが、もとよりそんな幸運は期待していません。
階段国道を降ります。ここは4輪では通りにくいと思います。
チェックポイント到着。
ここで、お素麺と再度すじこ丼をいただきました。
こんどの丼はすじこ控えめで。
どうだ、ぼくだってわかればちゃんと作れるんだと写真を見せたかったのですが、写真ありませんでした。
この先、極端に写真が少なくなり、そして終了ということになったのでした。
疲れてくると写真どころじゃないですよね。
200K越えは小江戸大江戸でもううんざりしました。
大江戸小江戸は夜も明るそう😁
エントリーできただけでもすごいね。あれ瞬殺だったでしょ。
津軽の像記念館
何でそんな近くにまたCPがあるんだろうとちょっと気になっていましたが、そういう訳があったのですね。
霧の眺瞰台だったら
お水1.5ℓも要らなかったね。ごめんよ。
ただの罰ゲームだったねぇ😭ひひひひ。
国道階段の写真見せてくれてありがとう。
にゃん様の生歌が聞けなくて残念だけど良しとします。
バブルの頃、職場の飲み会の際、若手だけ5〜6人で最後はカラオケに行き
締めは毎回、爆発スランプのランナーをみんなで声をかぎりに歌った事を思い出しました。
ランナーになる伏線がそんな所にあったのかもしれません。どうでも良い事ですが、その時の同僚がもうひとりランナーになっています😊
そう、最初は津軽の像までにしてたら、参加者がどうして竜飛岬まで走らせてくれないんだって文句言ったので延長されたらしい。
主催者側はあそこは人の足で登るところじゃないからって入れてなかったんだって😅
で、その後も拡張を続けて263kmまでになったとか。でも、去年のさくら野百貨店スタートは評判悪くて一旦266kmになったものの今年は日お先城址スタートの263kmで落ち着いたとか。
現地で唄ったらテンションものすごくあがりそうo(^-^o)(o^-^)o。もう少し景色がみえてれば、結果はまた違ったかも、ですよね( ^▽^)。
まぁまたそのうち見れれば良いなぁと。