インターナショナルな干支の話

アメリカで仕事をしていた日のこと。
同僚の中国人とランチに行った時の会話。
中国の人:What is your Chinese sign?ーあなたのチャイニーズサインは何?
ぼく:(え、なに?チャイニーズサインってなんのこと)
You mean..Kanji?ー漢字のこと?
中国の人:No.I mean Chinese zodiac sign.(Zodiacは星座のことだよな)
12 animals …って言いながらテーブルのランチョンマットを指さしたら干支の絵が書いてあった。
なんか海外の中華料理屋さん行くとこのランチョンマットよくみるんだよな。

ということで、干支と理解しました。
ぼく:My Chinese sign is  the Rabbit.
って言ったらキャハハハって笑われて、それは可愛いけど中国での干支の兎はHare(野うさぎ)だと。
それからしばらくはMr.rabbitというあだ名になりました。

というのがぼくの持ちネタだったのだけれども、今回ネットで確認してみたら中国の干支のうさぎの英訳はrabbitってしているサイトがとても多い。chatGptですらrabbitって訳してる。
まぁMr.rabbitって呼ばれたのも随分昔の話だから、時代によって意味するものは変わるものだなぁとちょっとしみじみ。いや、このネタもう使えないなぁと思って😅

中国の干支、登場動物とストーリーは日本のものと微妙に違っていて神様のところに新年のご挨拶に行った順というところは同じなのだけれども、神様の家の前には大きな川が流れている。
泳げない猫とネズミは人の良い(牛の良い?)牛さんを言いくるめて背中に乗せて川を渡ってもらうことにしたがネズミは川の途中で猫を突き落とし、渡り切ったら急いで飛び降りて全速力で走り先頭を奪取。
ネズミが1番牛が2番が確定し、猫はネズミを恨む様になりました。
で、その後なんだかんだあって最後は豚。
途中でお腹が空いてお弁当食べてたら眠くなったので昼寝してすっかり遅くなってしまいましたとさ。
ということで、中国の干支の12番目は猪ではなくてブタ(Pig)です。

ちなみにベトナムでは猫年があって、うさぎの代わりに猫が入るそうです。
なんだ、ぼくうさぎ年じゃなくって猫年じゃん😺
ベトナムの干支は
ネズミ、水牛(バッファロー)、虎、猫、龍、巳、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚。
インドでは鶏の代わりにガルーダ。まぁ火の鳥みたいなもんだな。鳥は鳥だな🐧
タイでは地域によって象が牛のかわりだったり猪の代わりだったりするそうな。

ということでネタのない日のネタでした。

4 COMMENTS

よはねす

ネタがないどころか全部面白いです。まさかブタ年があるとは。中国ではZodiac signていうのですね。じゃあ西洋占星術のいて座とかさそり座の占いは中国にはないのかな。あれも面白いのにね。
うさぎの英語はバニーかと思ってました。猫年ならkittyって言ったら笑われるんだろうな。

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nekomaru0205

黄道十二宮を使った占いは西洋占星術だってよ(術の字は中国仕様で)
蟹座は巨蟹座🦀
バニーはウサギちゃんなイメージかな。
子うさぎもお姉さんも。

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ありちゃん

日本の干支だと、「ネズミはちょっとズルいやつ」って感じでしたが、中国の干支では「ネズミは悪者」になっていますね・・・
川の途中で猫を突き落とすとは。
ちなみに、私はネズミ年です♪

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