ウルトラうどんマラニック2023中讃スペシャル（１）

3月4日、5日はウルトラうどんマラニック2023中讃スペシャルの日。
サブタイトルは弘法大師空海　御誕生1250年記念事業。
100kmを1日目45km、2日目55kmの2日間で走るという変則的なウルトラマラソンであるが、もっとも変則的なのは競技中指定されたうどん店で1日4杯のうどんを食べること。
各うどん屋はチェックポイントを兼ねており、所定の時間までにうどんを食べ終えることが義務付けられている。
なんとなく過酷なのかそうでもないのかわからないルールのもとで大会は開始される。
なお競技者は約100名。エントリーはかなり苛烈ではあったが、無事相方と共に申し込みを完了し、善通寺市市役所のスタート位置に並ぶ。

スタート位置に立ちはだかるうどん脳とむぎゅーちゃん。
うどん脳は饂飩が大好きで、饂飩ばかり食べてたらある朝、目覚めるとこの姿になっていたもと人間、むぎゅーちゃんは讃岐もち麦・ダイシモチをPRするために2013年11月に生まれた麦の妖精…という設定だそうである。
スタートは5分おきに約20名のウエーブスタート。
9時15分スタート。天気予報は曇りのち晴れでまずまずなのだが朝一は結構寒い。
かじかんだ手をにぎにぎしながら6分半程度のスピードでスタート。
まずは善通寺の境内をよこぎる。

結構すごいことするなあ。
ここで既に名物のお煎餅を買って食べているお馬鹿さんたちもいる。
このレースでは多少のコース外れや買い食いは許容されている。
この人たちは、このあとお決まりのうどん屋さん以外に2,3軒多めに回ったそうである。

善通寺の善通は弘法大師のお父さんの名前だそうである。ちなみに僕の名前は弘法大師のお父さんと同じである。
スタートして６km程度で第一チェックポイントの「根っこうどん」
まだスタートしてそれほど時間は経っていない。
朝食はホテルでとっているのでまだお腹は空いていないのであるが、ルールなのだから仕方ない。
ちなみにホテルの朝食はうどん定食だった。

第一チェックポイントをクリアして、走る。
善通寺市から丸亀市に入っている。
丸亀城が美しい。

天気が良いとここから瀬戸大橋が見える、という話だったが天守閣のほうまで登らないと無理だね。
ときおり相方とぐだぐだ無駄話をしながら走る。
相方の友達が体操教室に通ってバク転ができるようになって次は側宙に挑むそうだ。
バク転のあとはバク宙だろうとおもうが、そちらの方が簡単に思えるとのこと。
ちなみに僕がバク転が初めてできたのは小学校２年の頃の砂場。そのあとバク宙もできるようになったが側宙は考えたこともなかったな。今は、近くに砂場がないのでやらない。
第二チェックポイント「むぎ」に到着。17km地点。

肉うどん…
お肉だけ残しました。ごめんなさい。

ここから第３チェックポイントへの道はすこし難しい。
このレースでは有難いことに道を間違えそうな辺りにはボランティアの方が立ってくれているのだけれど、たまたま席を外してらっしゃる時に通りかかってしまったのが、ややこしい箇所。Google先生や地図をひっくり返しながらそばにいた数名と右往左往。
なんとか確認できたのが、そこはないでしょうと思った路地。
走って抜ける。その時一緒になった数名でしばらく走る。
前を香川県在住の男性2名、それに神奈川県の女性、ぼくと相方が続く。
今回、どういうわけか神奈川県からの参加者が多い（ゼッケンに書いてある）
神奈川県の女性、みよちゃん（仮名）によるとFM横浜でエントリー前にこの大会のことを話していたそうで、そのせいではないか、とのこと。
あー、ぼく長いことたまプラーザ（神奈川県横浜市）にすんでましたーとか言いながら走る。
第三チェックポイント「坂出　山下うどん」27km地点。

第三チェックポイントを越えて走るのは、ぼくと相方、それにみよちゃん（仮名）を加えた3人。みよちゃん（仮名）はウルトラの経験はそれほどないとのことだったが体幹のしっかりしたとても良い走り方をしている。
「普段はどんな練習されてるんですか？」って聞かれた時だけが困った。
練習何それ美味しいの？
走らないと太るから走ってるだけー。

第四チェックポイント「よしや」37km地点。

今回食べたうどんの中で個人的に一番好きだったのがここ。
いわゆるエッジが立ったタイプ。
ボランティアの方にそう話すと、わかってるねーといった感じで、滔々とうどんについて語られる。香川県民のうどんこだわりポイントはもちろん知ってます。
タウン情報香川（すでに休刊）大学時代に読んでました。
この雑誌から出版された

そして映画

こちらはAMAZON PRIMEでご覧いただけますので御興味があればどうぞ。

「よしや」を出てゴールまでは後８km。
今回、はじめて時計にGPXの地図を入れて、ナビゲートさせてみたのだが思ったよりバッテリーがもたない。
時計はこんな感じ。

この時点で残1時間と表示される。
今回は、ボランティアさんが立ってくれているのでそれほど困らないのだけど、この先の福島ではちょっと困りそうだなぁと思いながら走る。
元気なみよちゃん（仮名）が先導してくれる。
そして、ゴール。
3人横並びで万歳してゴール。
ゴール後、完走証印刷までに２０分ほどかかるとのことだったので、会場で開かれているマルシェでお買い物して楽しむ。マルシェのチケット2,000円分が支給されてるので、太っ腹にお買い物。
そして完走証の受け取り。
順位はつけませんとの連絡が最初にあったと思うけど、完走証には順位が。
ぼくは男性の中で47位。
相方は女性で11位、5分早目にスタートしているみよちゃん（仮名）は14位。
へー、がんばれば2人ともベスト10狙えるじゃん。
この余計な一言が次の日の波乱を呼ぶことになる🤣
コースはこんな感じ。

2日分まとめて書けるかと思ったけど、書ききれなかったので続きはまた明日。