バックトゥザフューチャーとアムトラック

言わずと知れた米映画の名作「バックトゥザフューチャー」
PART１はフラれる寸前の当時の彼女と行ったのは覚えてるんだけど、シリーズの中で一番好きだったのは「バックトゥザフューチャー　PART３」
これは誰と行ったんだっけか？😅
と言うのはおいといて、これ。

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ここから先はネタバレ含みますので、覚悟してね。
デロリアンはバックトゥザフューチャー全編を通して使われるタイムマシン。元々は車（車種としては実在）
だからもちろん走れます。
主人公のマーティーと科学者でデロリアンをタイムマシンに改造したドクが未来に行ったり過去に行ったりするわけですが、PART３では西部の開拓時代へ。
なんだかんだあって故障したデロリアンをタイムマシンとして復活させ現代に戻るために、当時走っていた蒸気機関車で後ろから押すと言う荒技を使うわけですが、途中ドクが現地に残ると言う決断をするハプニングはあったものの、デロリアンは無事時間を超えて現代へ。
ただ現代に戻ったデロリアンが走っていたのは、線路の上。
踏切の警報が鳴るのを横目にのんびり走っていたら、正面から貨物列車。
間一髪でドアから飛び出したマーティ、残されたデロリアンは貨物列車と正面衝突というよりは踏み潰される形で木っ端微塵に。

この貨物列車をぼくはアムトラックだと思っていました。
アムトラックとは全米鉄道旅客公社（National Railroad Passenger Corporation）の通称でアメリカ（America)とトラック（Truck = 軌道、線路）による造語。
その昔、デトロイトのアナーバーというところで半年ほど働いていた時（ぼくがアメリカに行ったのはその1回だけ）、車に乗れないぼくは会社の同僚に「この辺電車ないのー？」って聞いたらほとんどの人が「そんなもんねーよ」だったんだけど、1人だけ「あるよー、アムトラックが週に何回か走ってる。一応駅もこの辺にあるけど…」って教えてくれたのでした。面倒なので結局電車に乗りに行くことはなかったのですが、アメリカの列車はアムトラックだとその時覚えたのでした。
ただ今回正確を記そうと確認してみたところアムトラックは全米に約21400マイルの路線を走る客車でしかも自社路線はそのうちわずか３％。
残りは各地の貨物列車会社の路線の上をアムトラックの客車が走っていると。
日本ではJR各社の路線の上をJR貨物の貨物列車が走りますが、その逆のような形。
ただその３％の中にデトロイト界隈がふくまれてて、アナーバーの駅も確かにアムトラックの駅として存在したので、「あーあの人は正しい人だったんだなー」と今更ながら思ったわけでした。

ということで、デロリアンを木っ端微塵にしたのは貨物列車なのでアムトラックを思い出すのはちょっと違うということを告白します。
とこれだけでは、寂しいのでアムトラックの著作権フリー写真集めてきました。
全米を旅する電車。この先アメリカに行きたいかと言われるとそれほど行きたくもないのですが行ったら乗ってみたいと思います。多分。

デトロイトには内記さんいるし。