伊勢神宮はあなどれない

夫婦岩から戻って朝ごはん食べたら、休憩してお出かけ。お伊勢さんである。
ちなみに、今回ちょっとググってたら見かけたのが、まず夫婦岩のある二見輿玉神社に参ってから、外宮、内宮の順序でめぐるのが習わしということで、今回は期せずしてそうなったなと。
ただ二見輿玉神社では禊をすることになっているそうで、そこで海水につかれと。
この季節そんなことをしていると、風邪をひいてしまうので割愛やむなしである。

出掛けている間荷物を預かっていてもらえるか朝食の時に確認したら（samakoさんが）、「正規の料金で泊まってくれてるお客さんやから、いつまででもかまんよ」と。あわせて正規の料金じゃないお客さんの愚痴が結構続く。
普段は競艇だか競輪だかに夢中になって帰りのバスに乗り遅れて泊まるとかいうお客さんが結構いるそうだ。
そういうお客さんは値引き交渉も激しい上に、布団を上げろだの下げろだの要望も多いらしい。
荷物おいとくなんて可愛いもんよ、だそうである。
ということでお会計を済ませて出かけることにする。

出入り口そばのお帳場では、宿のご主人が電話中。しばらく待ってみたがご主人どんどんエキサイトしてなかなか終わらない。「しゃあから、わし昼から市役所行かなならんから競輪は無理やて」
終わりそうもないので、暖簾の奥に向かって大声で「おかみさーん」と（samakoさんが）。
おかみさん出てきて、お会計をしてくれる。
まずsamakoさんが、あんたはネットで予約１泊やから12,500円。現金でちょうど払ったようだ。
次はキリさん。あんたは電話で一泊とネットから一泊で7,500円と12,500円。足したらいくらになる？計算でけへん。電卓電卓（20,000円、20,000円…）ありゃ。ちょうど20,000円。ということで現金でお支払い。
で、ぼく。あんたもネットから一泊の予約やから12,500円。カード使えますかぁ？うちカード使われへんねん。じゃあ1万と2,000円にあ、細かいのないや、じゃあ13,000円からで。
え、お釣り？細かいのあらへんねん。お兄ちゃん12,000円でいいわ。ということで1,000円返してくれました。
あ、ありがとうございますということで、荷物持って出発。ご主人相変わらず電話でエキサイト中。
少し歩いてからふと思う。samakoさん、500円払ってなかったっけ？あれをお釣りで返せば良かったんじゃないの。
まぁ引き返して言うのもなんなので、そう言うことで。

瑞穂館、いいお宿でした。
ということでここから伊勢神宮の話に行ったら、長くなるかもしれないので瑞穂館のご紹介。

こんな感じの昭和の駅前旅館テイスト。
晩御飯
まずこんな感じで、

朝食もそうだったんだけど何故か必ず梅干しは２個。
中央には

伊勢うどん。これちょっと苦手。柔らかいのよ。うどんは腰！の讃岐うどん派なぼくへのアンチテーゼのような食べ物。
アンチテーゼ出しちゃうとこれ出さなきゃ仕方ないよなー。

♫少年よ、神話になれっ

で、お食事は続きます。
その次のテーブルの真ん中にどーんと置かれたのがこれ。

多分伊勢名物手こね寿司の家庭版。
炭水化物多いなぁ。
そのあと、肉はいらないって言ってぼくには野菜炒め、お二人には肉じゃかかなんか。
で、その後にマカロニサラダ。

まぁ普通に美味しいんだけど、誰だっけ「このマカロニ美味しいですねー」って言った人。
お給仕のおばさん饒舌になる。そうなのよこのマカロニすごいのよ色だって自然なものからつけてるの。
って言ったかと思うと、出ていって調理前のマカロニの大袋持って帰ってきた。この緑はほうれん草で色付けしててね。黄色は？知らん。知らんのかーい😅
で、コレが美味しいのよ。はー。じゃあ、ゆっくり食べてね。
出てった。マカロニ売りつけられるかと思った。

ということで晩ご飯編終了。

で、翌日。
お伊勢さん回って宿に戻ってきたのはお昼過ぎ。
入り口に鍵はかかってないので、挨拶しながら開けて荷物取って最後のご挨拶。
しようにも誰もいない。
仕方がないので超場の奥に向かって大声でおかみさん帰りますねーありがとーございましたー（ってsamakoさんが）
で、出発して少し歩いたところで振り返ったら、ご主人が帰ってきた。
あ、市役所の用事おわったんだ。