六甲縦走キャノンボール2023春 POWER 3連敗

今回は確信犯ではあったのだけれども、本来なら須磨ー宝塚を折り返すPOWERという種目を勝手にNight speedという夜中の片道だけの種目に切り替える。ほぼ42kmのコース。
スタート位置、かなり後ろめ。さらにぼくは岩場の下りが致命的に遅いので後ろから人が来るたびに退避してお見送り。
馬の背。人の両側は切り立った崖。

横尾山、菊水山、鍋蓋山と前半の山場(文字通り😁)と渡って、鍋蓋山の頂上からの下り。前の人は見えず、後ろの人はのんびり。ほぼ一人旅。
ここで間違えた。
本来なら真っ直ぐ尾根伝いに降れば良いものをどういうわけか曲がって全く違う方向へ。

実は腕時計のナビゲーションがオフルート(設定した道をはずれたよ)って警告してたのだけど、この子頻繁にそんなこと言ったり方向がわからなくなって調整中になったりするので、「狼がくるぞ」状態。
またまたー、そんなこといってー。こんなとこ間違えるわけないじゃん。って走ってたら
なんだか知らない場所。
改めてスマホの地図見たら真っ直ぐに降ればいいとこ、左側に降ってる。
なんとか土地勘のある修法ヶ原池に出て、そこから再度山にのぼって本ルートに戻る。
夜の修法ヶ原池、怖い。

摩耶山、稲妻坂、天狗道ルート。ただでさえ遅いのに、周りにはもう光も見えない。
一生懸命上って、頂上到達は午前2時40分。
それでもここから見える100万ドルの夜景は多少円安に触れようが円高になろうがやっぱり綺麗。

ここから、しばらくは山道ではなく舗装路。
舗装路を走るのは、そこそこ速い。
誰も足引っ掛けたりしないもの(岩とか木の根とか)
何人かを追い越し、そして宝塚への下りでは相変わらず、またお見送り。
そろそろ6時が近づくとあたりも明るくなる。

足場も落ち着き、こうなれば怖いもの無し。
かっ飛び猫モード。
ズンズン走ってなんとか折り返しというかゴールのロボ次郎に会えたのは。ちょうど7時ごろ。11時間かな。道間違い、修法ヶ原池の大物以外に2回。
計45km。ま、よく頑張りましたということにしておきましょう。

すでに折り返す気は毛頭なく、宝塚から電車を乗り継いでご帰宅。
途中パン屋さんでご褒美朝食。

食べ終わった後、本読みながらうとうとしてたら、夢かなんかで足滑らせて物理的に足がびくっとしたところで目が覚める。