大村湾一周ウルトラジョグトリップ2023その2

さてオアシスを出て暗闇の中。
淡々と走る。
もうほんと走るだけ。
27km地点オアシス。

苺大福食べて、また淡々と。


ふと気がつくと長崎オランダ村。
え、ハウステンボスとは違うの?
初めて知りました。長崎オランダ村とハウステンボスは別物です。
また淡々と。
突然ヘッドライトが点滅を始める。ごめん、もうすぐ切れる、の合図。
えー、使い始めてから4時間弱。やっぱり300ルーメンだとこれくらいしか持たないのか。
もう少しで次のオアシスなのでそこまで頑張って。
次のオアシスは3か所ある有人オアシスの中の一つ。38km地点。
温かいものを用意して待ってくれている。
温かいものー豚汁でした。
すいません豚抜きでいただけますか。おにぎりといただいてからヘッドライトのバッテリーを交換。
今回は、前回の教訓を踏まえしっかり替えのバッテリーを持ってきてる。ただまだ10時過ぎ。これでまた4時間で切れたら朝までもたない。
最小の100ルーメンにして使うことにする。
また淡々と。
時折、海が見える。写真を撮るには光量が足りないかな。
月に期待。


また淡々と。
暗い山道。
足を引っ掛けられてズザザーっと。

なんだ?起き上がる前に犯人の写真を。

くそー。光量のせいか気が付かなかった。
木の枝?根っこ?
でも安心してください。真田さんなら「こんなこともあろうかと」。
シン仮面ライダーの緑川ルリ子なら「私はいつも用意周到なの」というところ。
手にはグラブ、足はタイツに膝には薄手のニーパッド。
ここは軽い打ち身だけでなんとか切り抜けられました。
手はこんな感じ。


スマホ操作のために指出してるのだけど、これがちょっと今後の気掛かりではある。
次のオアシス48km地点では食欲がなかったので、スルー。

コーヒー大福か。今になってちょっと気になる。
また淡々と…
なのではあるが、このあたりちょっと道がややこしいところだったはず。
メモを思い出し、時計とスマホのGPSを確認しながら進む。
暗い坂道。道路のはしから少し真ん中に出ようとしたところで…

足がつかない。縁石を乗り越えてしまったようでそこに少し段差があった。
なんとか手をついて、前回り受身。
今回も大したことなく済んだのだけれど、剥き出しの指をちょっと切ってしまったようだ。血が出てるのでカットバンで応急措置。カットバン、小さいのない。
いいや。大は小を兼ねる。
これはゴールしてから取った写真。


スマホ使うのがちょっと面倒になった。
このあとすぐに58km地点のオアシス。

かんしょの団子。
甘薯(さつまいも)の切り身がはいったお団子でこれはちょっと美味しかったな。
(注。他のが不味かったと言ってるわけではありません😅
時間は午前一時半。走り出したもののなんだかフラフラする。
道端にすわってちょっと寝る。
誰かの足音が通り過ぎていく。
10分で復活。
手の傷も大丈夫。
また淡々と走る…が一旦街に入って出たところでまた急に上り坂。
結構厳しいけど頑張った。
次のオアシスは72km。午前3時半ごろ到着。
あのきつかった夜中の2時間。書いてしまえば8行程度か。
なんて理不尽な。あ、このころ急に寒くなって上にレインジャケット兼用の上着羽織ってます。
このオアシスは有人。温かいものを出してくれます。
ここではみそにゅうめん。お味噌汁に入った温かいお素麺。

食べてたら、お一人到着。
「あれ、さっき道端で寝てらしてましたよね。いつ追い抜いたんですか?」
知らんがね。
お互い軽く自己紹介。彼はトランスさん(仮名)福岡の方。ぼくはにゃんた(仮名)神戸からきました。「どうして神戸からこんなところに?」え、またー?😅
この人とは、この後も抜いたり抜かれたり。べつに速さを競ってるわけでもないのに前後して時々話す。

さてと。食べ終わって出かける時オアシスの人から声をかけられる。
「がんばって。あと58km」
急に気が重くなって、次回に続く。

突然ですがここでニュースがはいってまいりました。

オーブンで焼き芋作ってたらボンッって音がしたので、手が空いてから見てみたら、一個爆発してた🤣
お掃除、めんどくさ。