大阪で生まれた男

この間東京在住の友達から連絡が入り、来月大阪に遊びに行くから案内するように、と。
難波花月にも行きたいと。

えーーーー!
大阪の地理なんて知らねーよお。
一応、何年かは大阪で仕事していた時期はあるのだが、ほとんど会社住まいで外なんて出歩くことなかったからなぁ。
まぁ強いてあげれば電車乗り替え駅の大阪駅や梅田駅のある「キタ」と呼ばれる地域は多少とおらないわけでもないのだけど、今回のご指定は「ミナミ」。
うーむ、こまった。

よし、ここはあいつを召喚して位置関係を下見しよう。
仕事をしていた時のぼくのチームの小僧のトップで、またの名を大阪僧。
ぼくが新人研修で講師をしていた当時の生徒なのだけれどもどういうわけか生年月日が全く一緒。
大阪の国立大学の出身ながら、初年度失敗したのは小数点の計算ができなかったから。
落ちるはずがない試験に落ちた彼は、綿密に解答を調べ小数点の計算結果がおかしいことに気がついた。
検証のために小数点を分数に直して計算してみたところ、自分が覚えていた小数点の計算方法が間違えていたことに初めて気がついたという、エジソンのようなエピソードを持つ男である(エジソンが小数点の計算をできなかったかどうかはしらない)
もちろん筋金入りのオタクで、ぼくと一緒に仕事をしてた時は家中に10BaseTが張り巡らされてマシンの重さで床が撓むほどであったが、最近はWIFIとノートパソコンで多少すっきっりしているらしい。

いまは、会社を辞めて週4日大学の技師としてはたらいているそうで、月曜日なら大丈夫ですと。

ということで。動物園前11時に集合して一路北上する。

絶句…
なんだこれは.
立体看板と豹柄のおばちゃんと人人人。

あ、難波花月とグリコ撮り忘れた。
今日平日なんですけどって、言いたいくらいの人の数。

とりあえずお腹すいたので、お昼おごるからどこかへつれていきたまえ。
お好み焼き屋さんにご案内。風月。

ぼくはイカ・海老玉にネギトッピング。
大阪僧、イカ玉に玉子トッピング。
生地に卵が入っているのに玉子をトッピングするのが最近の流行りだそうです。
ご馳走様でした。美味しかったのだけれどー。

疲れた。
帰ることにするr。
キタへ。
あ、そういえばキタには「イカ焼き」という名品があった。イカ焼きというと縁日とかで売っているイカの姿焼きを想像しがちだけどここのはちょっと違って、イカの切り身を小麦粉でプレスしたような薄めのお好み焼きのような逸品。
場所はスナックパーク。
スナックパークどっちだっけ?
案内してもらう。あー、はい、はいここね。わかりました。
「にゃんたさん(仮名)、ちょっといいですか。せっかくなんで食べていきます」
忘れてた。こいつ細いくせに無茶苦茶大食い。
並んでー、買ってきた。

2枚かよ😅
しかも1枚はデラバン(イカ焼きは1枚160円、デラバンは卵が入って220円だったかな)
ご機嫌に食べ終わったようなので、あとはぼくが知ってる数少ない喫茶店に誘って終了。

なんかギラギラした落ち着きのなさが素敵でしょう。
きっとこんなとこっ路ではテレビ会議はできないな。

 

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