花時計と干支のお話

神戸市役所から少し離れたところの公園に花時計がある。
ただ、今の花時計は仮設(ってももう5年くらい前からあるけど)。
本来は市役所のすぐそばにあったのだけれど、市役所の改装工事で追いやられ未だ迷走中とか。
地下鉄の「花時計前」の駅名もそのまんま。花時計前の駅前には花時計はありません。

という話は置いといて😅
花時計の絵柄は季節によって変わりますが、この時期は年明けを迎えるにあたって翌年の干支となっています。

2025年を踏まえた大胆なデザイン。
12年前の図柄が気になる所。
来年は2025年、令和7年(もうそんなになるのか。ご存知でした?)、そして昭和100年だそうな。
コンピュータ業界では2000年問題の再来と騒がれ、昭和を2桁しか表現出来ていない所は大騒ぎしているとかいないとか。
思い起こせば2000年問題は結構大変だった。会社で年明けを迎え、落ち着いてから社長の実家で製造しているという差し入れのカップ麺のお蕎麦をいただきました。
という話も置いておきます。

さて、直近4年の花時計。残念ながらそれ以前は撮ってないんだよな。

(子牛)寅卯パンダ辰巳…だっけね。

さて、干支の順番。
神様の家に新年にご挨拶に行った順、ということで牛は足が遅いので前日に出発して1番を目指しましたがネズミは牛の背に隠れて乗って到着寸前に飛び出して一番を奪取したという話はよく知られていますが、それ以降はあまり知られていない様な気がします。
ということであらためてここで整理しておきます。

肉食系最速の虎と草食系最速のうさぎは正々堂々と当日出発して、見事虎が勝利しました。
虎は牛に負けたことが悔しかったのでこの後、牛を見たら噛み付く様になりました。
2023年はこの通り、セリーグの優勝は虎さんで日本シリーズで牛さんを蹂躙したわけですが、2024年はうさぎさんに振り切られてしまいました。ただ他人のものはみんな欲しがるうさぎさんは年末色々なものを食べ過ぎたので来年はまた虎さんが勝利すると思います。

パンダは置いておきます。

そのあと、仲良く走ってきた竜と蛇が続きます。
蛇は竜を尊敬していたのでお先にどうぞということで辰巳の順番で。

馬は道草を食って、羊は道に迷って遅くなりました。

犬猿鳥は桃太郎の子分仲間になるくらい仲良しだったのですが、途中で猿と犬が大げんか。
鳥が間に入ってまぁまぁまぁと宥めているうちに猿鳥犬の順になったと。

猪は三丁目の角を曲がったところにある神様の家のご近所にはいち早く行ったのですが、角を曲がれないうちに通り過ぎて遅くなってしまいます。

で、当日は蛙も神様の家に向かっていたのですが途中で疲れて、「わしゃカエル」と。

猫はネズミから大会は新年の翌日と聞かされていたので、当日行ってみたらレースはすでに終了していてネズミを恨むことになったという話は結構有名ですね。

ということで、干支順争奪神様新年ご挨拶レースの着順は確定しました。
単勝はネズミで12倍、連勝複式のネズミー牛は万馬券となった様です。

4 COMMENTS

よはねす

干支の順番おもしろーい。どこまでホントの話なんでしょう。ぜんぶ?犬猿の仲が出てくると、めちゃくちゃ真実味がありますね。

2025年へび年の花時計のデザインが好みです。もし年賀状じまいしてなかったら、今からこのデザインいただいて書いたこと間違いなし。

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猫のお話はわたしも知ってます!
猫年があれば、その年に生まれたかったなぁ。
牛と鼠以外の諸々の動物たちのお話はどこまでがホントなのでしょう??
そして、うさぎさん好きのわたしですが、たしかにお腹を壊さないか心配です…。

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