音羽山と言えば

本日は音羽山スノートレイルツアーに参加。
さて、音羽山と言えば…
なんだっけ?相撲取り?
と言うと思い出すのは落語「ちはやぶる」の一節。
百人一首にうたわれる「千早ぶる神代もきかず竜田川 からくれないに水くぐるとは」
この歌の意味を娘に聞かれた熊さん、わからないのでご隠居に伺いに参ります。聞かれたご隠居、実は知らなかったのだけれど知らないと言えない。適当に答えます。
「竜田川というとあれだ、有名な相撲取り。その竜田川が花魁(おいらん)の千早に惚れて熱心に口説いたんだと。美貌の千早は相撲取りなど相手にせず、妹分のところにでもいきな,てな感じで振ってしまう。竜田川、しかたなく妹分の神代のほうを口説くもこれにも振られてしまう。失意の竜田川は相撲取りを辞めて豆腐屋を始めたんだと。
やがて時は過ぎ、千早の美貌も衰え貧乏暮らし。千早は町で見かけた豆腐屋の竜田川にせめておからでも恵んでおくれと言ったものの断られてしまう。世を儚んだ千早はそのまま水くぐる(入水自殺してしまう)と言う意味だ」
さすが、ご隠居よくご存知で。ところで最後の『とは』の意味は?
「『とは』は千早の本名じゃ」

…と言うことで音羽山トレイル。
スタートは山科駅。京都駅のとなり。

頂上まで登ったら琵琶湖がみえる。綺麗だけど寒いので、写真撮ったらとっとと雪山駆け降りましたとさ。

今日は距離的にはさほど走ってないのよね。

ちなみに「ちはやぶる神代もー」の解釈は
「神々の時代にも聞いたことがない。竜田川の水が紅葉で赤く染まっているなんて」
ちはやぶるは神の枕詞。ひさかたのは光。あをによしは奈良。燃える闘魂はアントニオ猪木。