第1回宮古島100マイルその1

第1回宮古島100マイル。
思えばこれが開催されるって相方から連絡きたのが2月1日。あたしは出ないけど、どんなもんか確認しといてよって。
了解って返事してそのままエントリー、さっき飛行機の予約確認メールみてみたら2月2日には全て完了してた。

160kmで30時間、1月の頭に11時間台で100km走った直後くらいだったから、あと60km19時間で走ればいいんでしょってお気楽に考えてたぼくをここに呼び出して、コンコンと小一時間くらい問い詰めてやりたい気分。
さて当日。
参加者は45名。意外とこじんまり。
ちなみに先日公募を終了した神戸マラソンの定員は2万人、東京マラソンの定員は3万8千人。
流石にこの時期の宮古島で100マイル=160kmを走ろうと考える人は少ないんだね。へー。
まだまだ脳天気なぼく。
午前9時半。開会式。
先ほどまで降っていた雨は上がり、雲の合間から日が覗くようなお天気。思えばこれを喜んだぼくは馬鹿だった。
とりあえず実行委員長のご挨拶と大会協賛のFMミヤコの何とかさんによるワイドー三唱。
これ、宮古ではどの大会もやるのね。
適当に終わってみなさんバラバラと待機。
午前10時。10人づつのウェーブスタート。

ゼッケン10のぼくは最初の組。
とりあえず10秒前からカウントダウン。
10,9,8,（中略）,3,2,1 はい、スタート…
という掛け声でスタート。
まぁそんなもんだ。

まずは伊良部大橋を目指す。方向は大体わかっているのだけれど道が若干わからない。
なんとなく最初はお団子状態のまま走る。
てれてれと走ってぼくが道を把握できる頃には大体みんなわかってる。適当に散らかっていく。
最初の私設エイドで、初手からコーラ。すでにあっちい。
伊良部大橋到着。

ここからは路肩を一列で。って言うほど前も後ろも詰まってないけど。
3.54km海の上。3.54kmはサンゴノシマと覚えるって1月に書いた気がする。

橋を渡った時点で最初の公式エイド。公式エイドはコース中16ヶ所。大体、ほぼ、大まかに10km毎にある。
エイド1クリア。
飲み物いただいて、フラスク（水筒）にも補充OK。
再スタート。記憶ではすぐに、渡口の浜という伊良部島No. 1ビーチが出てくるはずだったのになかなか出てこない。
暑いよー。

でた。
ま、だからなんだというわけでもないのだけど通り過ぎて走る。

すでに休みたい気が満々なのだけれども、20km前に座り込むわけにはいかないなー。
メガネが曇ったのでちょっと拭く程で歩く。
ただ拭こうにもタオルハンカチもう汗でびしょびしょ。絞って拭いてもメガネ余計に見づらくなった気がする。

エイド2クリア。

パイナップルおいし。

ヘロヘロとスタート。下地島北端へ。
この辺り下地島空港がある。
もともとはANAやJALが航空練習用に使っていたところで、2019年から通常の空港としても使用出来るようになった。
最初はジェットスターが成田との定期便、その後韓国や香港、台湾からの直通便もある国際空港となり2020年からはスカイマークによる東京国際空港（羽田空港）・神戸空港・那覇空港への定期便が就航して、今ではぼくのお気に入り空港として知られるようになった😁。

車の侵入は飛行場を臨む手前で止められている。。
そこから先は自分の足だけで通るものだけが見ることのできる景色。
下地島空港「ランウエイ17END」（ワンセブンエンド）と通称される滑走路17の進入端。
ちょうど飛行機が入ってくるところ。

この景色を見ていたのは、ぼくと前後2、3人のランナーだけかな。

若干、元気を取り戻して走る。
照りつける日差し。天気予報嘘つき。
雨降れ、雨降れ。
呪文のように走る。

もういつでも休憩可とする。
道端に座ってると、通りかかった車が声をかけてくれる。

いや車ではなくて、車に乗ったお姉さんが。
エイド2へ飲み物補充する途中だそうで、ここでも給水してくれた。
お姉さんありがとう。

感謝の気持ちでお見送り。

なんとか走り続けて、エイド3到着。
エイドの人の第一声。
「カレー食べますか？」
…食べれません。
「じゃあラーメンでも。すぐできますよ。あ、おにぎり入れてお雑炊にしますか？なんか食べておいた方がいいですよ」

小さなおにぎりを一ついただいてコーラで流し込みました。

ここまでのタイム。

一番後ろが実績ね。
見るまで気が付かなかったけどほぼ想定通りなのね。

というところでその２へ。