三保の松原を抜けてそのまま沼津に行くと見せかけ、ぐるっと引き返してくるいやらしいコース設計。
戻る途中で第二エイド。時刻は午後5時。
ツナとたまごサンド。普段からよく食べるやつ。
まぁ取り立ててゆうこともない普通の食事。
食べ終わったら歩く。やがて上り坂。
日が暮れてあたりが暗くなる。
ここが日本平。この前のぼった坂は日本坂。
国名をこんなところに使って他地域の方に申し訳ないって地元民の相方は言うけど富士山がバックにいるんだからどーんと構えておけばいいんじゃないの、と思う。
日本平、上りきって第三エイド。午後7時半。
カレー飯といちご。
いちごは地元名産です。
この辺りで大体43km。
身体は思ったより平気。小豆島より全然楽なので、こりゃもう終わったも同然、と思う。
もちろんフラグである。
日本平降る。
こんな道も通ったりする。
降って下界の町並みを抜け、最後の峠、薩埵峠(さったとうげ)に向かう。
夜9時過ぎから細かい雨が降り始める。
雨具を用意するでもないので上はウインドブレーカーのままで。
雨は「あ、気にしないでください。もうじきやみますんで」って言うような気配で降り続く。
テレビ静岡の台風中継は必ずこここから、と紹介を受けた場所を抜け第四エイド。午後11時半。
お好きなカップ麺をどうぞと言うことでどん兵衛の天ぷら蕎麦をいただく。
ここで60km。
下り坂は舗装路。難なく降って、ちょっと自販機休憩63km。
どう言うわけかこのあたりから体が急速にだるくなる。
由比桜えび通り。桜エビの呪いか由比正雪の兵法か。
由比正雪はこの辺の出身である。由比正雪知らない?
ぼくは昔見た「江戸を斬る」と言うドラマで主役の竹脇無我にやられる悪役としてよく覚えている。
由比正雪は軍学者で慶安の変で幕府転覆を図ったんだよね。この通りや駅を初めて訪れたときは知識が実在の人物とリンクしてちょっと嬉しかったな。
なお「江戸を斬る」は第二部から遠山の金さんの話になっちゃってあんまり見なくなっちゃったけど。
まぁ金さんだって実在の人物だけどさ。
わけもわからず相方と2人してヘロヘロ状態でなんとかたどり着いたコンビニで作戦会議。
ちょっとペースを落とそう。
歩くのだってペースがあるのです。走る時とは違う筋肉がパンパンになってました。
なんとか立ち直って、到着した第五エイド。午前3時。75km。
このあと雨が強くなって震えながら歩く。その先なかなか休憩場所が見つからず6時前くらいにようやく着替え。第6エイドに着く頃にはかなり立ち直ってた。93km。午前8時半。
ゴールはあっさりとほぼ10時。
そのあとお寿司食べてから、相方はお家へぼくはアーリーチャックインが許されたホテルへ行って軽く仮眠。
最後は、仲間との飲み会なのでした。
猫だけシラフです😅
あ,そうそう。今回の経路図。