覆水盆に返って

昨晩と今日の株式市場を見てたらそう思いましたとさ。
ただ「覆水盆に返らず」
英語だと、It’s no use crying over spilt milk.(こぼれたミルクを嘆いても仕方ない)だって散々教わったけど、実は「覆水…」の方がちょっと性格が悪い。
中国になんとかっていう人(のちに太公望って呼ばれる人)がいて、貧乏だったので奥さんが出ていってしまいました。
で、この太公望の人が暇に任せて釣りしてたら通りかかった偉い人に声を掛けられてどんどん偉くなったんだと。
(注。この辺のことで釣り好きの人を太公望と呼んだりする)
したら、別れた奥さんが「復縁して」って言ってきた。
太公望の人、盆(中国では底が浅いお皿)に一旦水を入れてから傾けてこぼして、「この盆にお水を戻せたら復縁しても良いよ」って言ったらしい。なんか性格悪い。
ということで、今回盆をひっくり返したのは、トランプさんだろうけど早めに戻してね。
こぼしたのがミルクならちゃんとお掃除しなきゃ臭っちゃう。

と蘊蓄のあるような無いような話をてれてれ書いているのは昨日から何もしていないから。
どうもお天気がはっきりしなくて動く気にならない。
まぁ読みたい本がまだまだあるのでそれはそれでウエルカム。

昔、新橋の駅前にカメチャボって個人店の牛メシ屋があったのだけどとても人気がありました。
吉野家の牛丼みたいのとはちょっと違って、煮崩れるくらい煮込んだ牛肉にお豆腐やネギが入ってたりするもの。
連想するのは、そう残り物をご飯にかけて犬にあげるような犬飯。
進駐軍として米兵が溢れていた時代、彼らが犬にCome!Come!とか呼んでいたことから犬のことをカメっていうんだと思った日本人がご飯を意味するちゃぶ(ちゃぶ台のちゃぶ?)とくっつけてカメチャブと呼んだことからきていたとか。
ウエルカムつながりのどうでも良い話。
今でも銀座ナインにその流れを汲む「なんどき屋」というお店があるそうなのでご興味があれば是非。

ということで、今日の僕のご飯。マイチャブ。
ちょっと変わった柑橘系がいるのでこれも一緒に食べます。

パール柑。文旦みたいな感じ。

結構種多くて面倒でしたが瑞々しくて美味しい。
主食には、ソーミンチャンプルー。
とはいえ具はトマトメインであとは冷凍海老とツナ。

こんな感じで、お腹いっぱい。

さて読書の続き。
最近2巻が無料になったので改めて1巻から読み直し。
これがまたいい感じ。

「肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ」