さてスタート。
明るい中、前半は一般道を通ることも多くそれほど道に迷いません。
ランナーの数が少ないので、前後すぐにバラけてきますが、問題なし。
第一エイドを過ぎて、25kmの辺りで相方にトラブル。足が攣ったようです。つったと読みます。ふくらはぎの痙攣(けいれん)です。暑いと発汗が過ぎ、ミネラルの流出を招いてこのようなことになることがあります。症状によく効く錠剤はみんな用意しているのですが、効果が出るまでには少し時間がかかります。そういう時にはしばらく休むくらいしか対処方法がありません。
大丈夫。そろそろ残りは100kmないし。
相方はその後も何度かこのような状態となり、その度に薬,挙げ句の果てに胃まで壊して苦しむこととなりました。
その状態で最後まで走り切った相方には頭が下がります。
走らせたのはお前だろうとぼくに言われてもまぁその通りです。鬼畜の所業です。
走る時は、狭いところもあるのでほぼ縦一列で走りますが、前に立ちただなるべくペースを落として走ります。
赤間関街道、萩往還や六甲縦走にくらべると山道はかなりマイナーで、とっ散らかったところをはしります。前日の夜には激しい雨も降っていたようです。
以下、全て直進。
トタンはイノシシ避けのようです。
乗り越えて走ります。
往路はこの区間まだ明るかったのですが、復路は2時頃かな。暗闇の中、2人のヘッドライトだけでこの道を通っています。
このあと秋吉台に至るガレ場(拳大以上の岩がランダムに積み重なった場所)、岩場を上ります。行きも帰りも余裕がなくて写真は撮れませんでした。
ただ往路では、上ったあと目の前に広がる秋吉台を望むことができます。
往路の終了は萩往還道の一部を越えて松陰神社の前を通った午後9時過ぎ。カレーを食べて1時間足らずの休憩後、再出発です。
次回へ続きます。