いざなみック2024 その1

正式名称は「いざなみック2024 〜比婆いざなみ街道マラニック〜」らしい。
いざなみというといざなぎ・いざなみの国生み神話でお馴染み、
古事記によると、天の高天原の神々に国造りを命じられたいざなぎ・いざなみの2柱は結ばれて、淡路島以下大八洲を生みます。
その後いざなみは、ありとあらゆる神を生み出していきますが、最後に火の神を生んだことで焼け死んでしまいました。
それを悲しんだいざなぎは死者の国である黄泉の国まで行って帰ってくれるよう頼んだところ、いざさみは黄泉の神様と相談するので「私が良いというまで待っていてください」と。
最初は大人しく待っていたいざなぎでしたが、長い時間に耐えられずつい覗いて見てしまいます。するとそこには蛇やうじにたかられたいざなみの亡骸が。
驚いたいざなぎは慌てて逃げ出します。
それに気がついたいざなみは配下をつれて延々と追いかけますが、いざなぎはいろんなものを投げて逃げていきます。
最後に大きな岩で黄泉の国との境の黄泉比良坂を閉じてなんとか逃げ切りましたが、その時のイザナミの捨て台詞が「あなたの国の人を一日千人、殺しましょう」。それに対して言い返したイザナギのセリフが「あなたが千人殺すなら、私は、一日に千五百の産屋を建てよう」
ということで、日本の人口は1日1,000人死に1,500人産まれることで経済成長を続けてきたわけですが、最近の人口減少問題についてはいざなぎ弱くなったんじゃないのとささやかれていないとかいないとか😅

いざなみが当初亡くなった時に葬られた場所が、比婆山。
この比婆という字、いざなみが亡くなった時に最後に生んだのが火の神だったことから火場が語源ではないかという話を聞いたときは成程と。

続きまして、これに似たような話がギリシャ神話にもあってねという話と、旧約聖書のソドムとゴモラの滅亡に当たり振り返るなと言われているのに振り返ったら奴がいた(違、塩柱になってしまったという話も書きたいのですが今回はこの辺にしておいて、本編の始まりです。

この大会コロナ前まで何回か開かれていたものの、去年はこれに変わって同時期に「帝釈峡マラニック」が開催されています。
位置関係はこんな感じ。

いずれも60km超のコースで(ショートコースあり)、峠続きのとても鬱陶しい(違、楽しいコースが続きます。
来年はどちらも開催してほしいというのはわがままでしょうね。はい。わかってます。
ただどちらも本当に気持ちの良い大会です。


なお今回に限ってはロングコース70kmに加え3つ目の峠の部分をJR芸備線で迂回する芸備線ワープ(約48km)という変則(not反則)タイプも用意されています。

さてスタートは2024年11月10日。どうでもよいけどお近くの岡山でも岡山マラソンが開催されている日でもあります。
当日の天気予報を確認しておくと

朝は6度で日中は20度を越え夕方からは雨が降るかも、と。
どういう格好でいきゃあいいのよ。
一応全天候型猫型兵器のぼくとしても何を着るか悩むところ。
結局下はタイツを履いてからの短パン、上は薄手の長袖シャツを着てTシャツ、頭は防水兼用キャップのどっちつかずの対応。背中のリュックに防寒兼用のレインジャケット背負っていくと。
ただまぁこれで寒い時もあれば暑い時もあったけどなんとか最後まで保ったのでこれで正解だったということで。

スタート前に控え室に行くと、ちょうどこの方が出てきました。

大会関係者のヒバゴンさんだそうです。

あー、スタートまで書けねー😅

4 COMMENTS

よはねす

黄泉がえりに失敗する話は有名ですが、1000人と1500人の話は知りませんでした。ちょっと感動しましたが、1日で500人増えたらあっというまに1億人突破しちゃって・・・なんて無粋な話はやめときます。
火場→比婆とか語源の話もいいですね。

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nekomaru0205

ちょっと面白いネタでしょ。
生まれる数のが多いって話は知ってたんだけど何人っていってたっけって確認するのが面倒でした😅

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samako

イザナギとイザナミのお話し
面白かったです
またいろいろ教えてください😊

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