いろいろあるなぁ

みちのく津軽ジャーニーラン260km。
曇り空のスタート。陽射しもそれほど強くなく正に絶好のランニング日和。

青森といえばやっぱりリンゴ。

いい感じの絶景。

そしてこの後、

豪雨。防水加工のシューズの想定外。足ぐちゃぐちゃ。足裏ふやけてとんでもない状態になる。

90km過ぎの鰊御殿に到着。

今回はリンゴカレー。食べ放題のスジコは映像参加のみ。

食べている間に、レース経路で豪雨による崖崩れのため不通区間の発生のお知らせ。決定は急遽約40km短縮の内陸山越えコースとなる。

夜を走って青森到着。夜が明けてこれから始まる灼熱地獄。雨止んでくれとは願ったけどこんな陽射しは望んでない。なんてこったい。

ゴールまでエイド1つ。思い切り走りたければ先に行っていいよと言う相方の言葉に甘えて、好きなように走る。エイド到着。

つゆ焼きそば。一度食べていたのだけどこんなに美味しかったっけ。太麺が素敵。おかわりする。追いついてきた相方とスタート。ゴールまであと11km。ぼく、なんだか調子が悪い。身体が腰から折れて前に倒れる感じ。相方に先に言ってと伝える。「わかったぁ」良いお返事です。

残すとこ後7kmちょい、時間も2時間15分くらいある。のんびり行きましょうかねとしばらく走る…いきなりズーンと腰が重くなって前屈みに近い状態に。

田んぼの脇に寝っ転がる。しばらく休憩してリュックを前抱えて歩いてみる。ダメ。歩けない。覚悟する。タクシー呼ぼう。

後続のランナーさんに声をかけられる。
東京の石田さんとおっしゃる方。
「大丈夫ですかぁ?」
ギックリ腰みたいです。残念だけど諦めてタクシーで帰ります。
「ダメですよ。時間あるし手伝いますので一緒にゴールしましょ」
再びなんとか膝に手をついて歩く。コンビニの前で座り込む。今度は川嶋さんという方に声をかけられる。
「どうしました?」
「この方、急にギックリ腰になっちゃったみたいなんですけど、このレースまだ完走されたことがないようなのでどうしてもゴールさせてあげたくて」
「じゃあお手伝いします」
コンビニで傘を2本買ってきてくれた。
「これ、杖代わりでどうでしょう」
なんとか歩ける。歩けるが結構大変。
しばらく頑張ったけど諦める。
ありがとうございました。お二人の時間も危なくなってくるし、あとはタクシー呼びます。
「時間はまだ大丈夫ですよ。肩かしますから一緒に歩きましょう」
狭い歩道、片側を石田さんに抱えてもらって、もう片方で傘をつく。道が開くなったらもう片側を川嶋さんが支えてくれる。
お二人とも少し大柄。ちょっとつぶやいてしまう。
NASAの科学者に連行される宇宙人…

ゴールできました。制限時間の5分前。よかったー。お二人の時間内完走を邪魔するようなことにならなくて。
相方も待ってくれていました。びっくりさせてごめんなさい。
石田さん、川嶋さん、他にもいろいろお手伝いくださった皆様、本当にありがとうございました。
今日は一日ホテルでのんびりするつもりですが、朝のご飯はしっかり食べに行けたので大丈夫です。