ワイドーは宮古島の方言で「頑張れー」という意味。
オキナワンヒーローズの一角、闘牛戦士ワイドーのことではない。
ちなみに、オキナワンヒーローズは闘牛戦士ワイドー、琉神マブヤー、安全+第一 大知マンとあとなんだっけ。
とりあえず、そういう意味。
走っていると沿道の人たちからかけられるワイドーの声がとても嬉しい。
ただランナーの中には、ワイドーと声をかけられたらワイドーと叫び返す人もいたが、これはちょっと違うと思う。
これでは、「がんばれー」「お前がな」という流れになってしまう。
ここはやはり、ワイドーと言われたら「ご丁寧にどうもありがとうございます」とか「はい、頑張ります」とお答えするのが正しいだろうと思いながら走る100km。
話しは少し遡る。
このレースには過去8回参加しているものの8回目にして初めてのDNF。
この失態を取り戻さねばと思っているうちにコロナ突入。
コロナ明けの去年開催されたものの、同時期に開催された屋久島ウルトラの方に行ってしまっていたので4年ぶり(多分)くらいの参加。募集の要項が出た時、内容見ずに申し込んだのだけどそこにトラップがあった。
制限時間の変更。
14時間から13時間へ。
気がついた時にはエントリー済ませて、ホテルとって、飛行機まで抑えてた。(早けりゃ早いほど安いのよ)
前回がDNF、その前の2回はいずれも13時間台での完走。
この大会は今回で最後にしようと思っているので最後くらいはきちんと完走したい。
そのための作戦。
初心に帰る…んだっちゃ大作戦。
荷物は最小限。写真も撮らない。だから携帯も持たない。
そしてウルトラ3つの誓い。
・歩かない
・寝ない
・エイドで椅子に座らない
最初はこんなことしてなかったのに、超ウルトラマラソン走るようになってから汚れっちまってしまいました。
「汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪のふりかかる…」(中原中也)
なのである。
坂があれば歩き、眠気を感じたら道端で眠り、エイドでは椅子があれば百年の恋人にあったかのように縋り付く。
みーんなやめ。
今回はとにかく真面目に走ります。
ということでコース図。
最初の頃とは少し違うけど(まだ伊良部大橋できてなかったしね)、もう何回も走ってる見知ったコース。
ということで明日に続く。