芦屋でランチ

神戸市東灘区の確定申告相談は、どういうわけか芦屋市。
JR芦屋駅脇のラポルテホールが相談会場。
芦屋といえば関西圏では著名な高級住宅街。
退職金所得の納税額が0となって、還付金が確定したのでここは一つ豪華な食事…
ホテル竹園でも寄って行こうかしらね、と思っていたのだけれども!
実は芦屋にはあの店があることを思い出した。
というか、会場に行く前にラポルテホールの地図を見て気がついていました。

あの、インデアンカレーがすぐそばに。
そうだ、確かにインデアンが芦屋にできたという話は随分昔に聞いていた。
学生時代から今に至るまで、ぼくの中でカレーといえばインデアン。
当時は大阪梅田の三番街か、堂島地下。大阪にしかなかったけれどもその後、大阪に数店、兵庫(芦屋)に1軒、東京に2軒出店した。
一口目は甘いのに、食べ進めるとどんどん辛くなっていくものの、お水を飲むとその辛さがスーッと引いて、口の中に美味しさだけが残るあのカレー。

元祖料理漫画「包丁人味平」がカレーの最強の付け合わせは水だと看過した通り、最強のカレーとは辛いのに水さえ飲めばいくらでも食べられてしまうカレーということを実現したようなカレー。

ということでインデアンカレーへ。

オーダーはもう昔からほぼ決まっている。
呪文を唱えると出てくる。
玉子、肉抜き、ピクルス大。
インデアンカレーの卵の黄身トッピングで。肉は乗せないでください。それと付け合わせのピクルスは大盛りでお願いします。という意味になる。ピクルス大の大は実は不要。ピクルスは付け合せで必ずついてくるので、あえてピクルスを宣言すると大盛りになって出てくるのがお約束なのだが、久しぶりにくるぼくがあまり通ぶるのも心苦しかったのであえて、宣言文に入れてみた。
ちなみに玉子の宣言は生玉子の黄身だけを意味しており、生玉子を白身ごと希望する場合は全卵と宣言する。

なおインデアンカレーのお店で頼めるメニューはこんな感じ。

インデアンカレー
インデアンスパゲティ
ミートスパゲティー
ハヤシライス
ピラフ

ジャンバラヤが食べられるところもあるとは聞いているのだけれど、見たことないんだよね。
インデアンスパゲティは炒めたスパゲティの上にインデアンカレーのルーがかけられたもの。
これはこれで美味しいのだが、こちらで思い出すのが先ほどの料理人味平がカレー戦争で戦った相手、カレー将軍こと鼻田香作の作った子供向けのスパカレー。
やっぱりこのお店のオーナーは「包丁人味平」を意識してたのかなぁと1人で思っているのでした。
ちなみに鼻田香作はカレー戦争の最終兵器としてコールタールのようなブラックカレーを作り出し、味平カレーを絶賛した相手でもつい食べに行ってしまうという無敵のカレーを生み出したのだが、実はこのカレーは麻薬が入っていて常習性があるという物騒なもので、最後は逮捕されてしまうのでした。

インデアンというと、昔の業界のビッグエンディアン、リトルエンディアンの話を思い出してしまうのだけれど、そちらの話はまた今度😁