時代がまだ昭和だった頃、武蔵野はB級グルメの宝庫だった。
すた丼というものをご存知だろうか。
並サイズなのに特盛くらいのボリュームがあり、大量の豚バラ肉をニンニクと共に炒めた丼
現在は全国どころか世界に展開しているこのすた丼は、多摩のローカルフードだった。
発祥は国立、国分寺に2店舗あったラーメン屋の賄いメニュー。
1987年の国分寺駅前の「サッポロラーメン」の壁には、この大盛りを完食した物の名前が誇らしげに張り出されていた。
付近の大学生や高校生が押しかけたこの店、かつてはハンカチ王子こと斎藤佑樹投手が”思い出の味”として語っていた…のも随分昔だなぁ。
もう引退しちゃってるし。
当時はぼくもまだ肉食ってたんだよなー。
と言うことですた丼の話はおしまい。
すた丼と並び、武蔵野発祥のB級グルメ。それが油そば。
JR武蔵境駅から徒歩10分ほどの場所にある『珍珍亭(ちんちんてい)』のメニュー。
1985年に隣の東小金井駅の会社の寮があったので、たまにお世話になったお店。
油そばは衝撃のメニューだったが、これがメジャーになったのは吉祥寺の「ぶぶか」以降かな。
いずれにせよ、武蔵野は油そばの聖地とされ、高田馬場にこう言う店も出来てたなぁ。
ということで、油そばの思い出もここまで。
さて、今日の朝ごはんというか昼ごはんというか。
どうしても行きたいお店がある。
すでに何回も行っているのだけれど、このところ生活時間帯が変わってしまったので行きそびれていたお店。
阪神御影にある「真鯛そば はなたば」。
♫愛を込めて花束ーを
汁そばの真鯛そばが売りのお店なのだけれども!
ここに来ると頼みたいのがまぜそば。
まぜそばをご存知ない方はいないと思いますがー
油そばのような物です。
B級とは言い難いような小料理屋を思わせるこのお店で食べるまぜそばが美味しいの。
白木のカウンターにオーダーしたまぜそばが届きます。
ここからは自分で。
綺麗に盛り付けできたらー
かき混ぜていただきます。
で、少し残して締めのご飯をいただきます。
到着。これをさらにぐちゃぐちゃにしていただきます。
はい、おいしー。
締めのご飯まで含めてこれで900円はとてもリーズナブル。
東小金井の飲み屋界隈で「三多摩のクロ」と呼ばれていた酔っ払い時代を思い出します。
♫飲めるわよ酒くらい。たかが色付き水じゃない
おもしろい歌でした。恋愛ものに興味がわくのは自分に経験がないからでしょう。
にゃんたさん三鷹より奥は行かないのかと思ってましたよ。
格式高そうなお店ですね。その麺は蕎麦なのかしら、中華麺のような色合いに見えます。
YouTube,街並みが昭和感満載でしょ。
中央線は立川までがテリトリー、長く住んでたのは国分寺。
子どものときは、焼きそばでさえあまり好きではありませんでした^_^;。味や食感がうんぬんではなくて、ただ単に汁気がないからっていう理由で😅。だから、大好きなおうどんでも、ざるではあまりいただかないですね~。
麺にかぎらず、ごはん🍚も、おかずがなくても、味噌汁やお吸い物があれば、ご機嫌でもりもりたべてました(^^♪。
栃木県那須塩原市の塩原温泉郷のご当地食でスープ入り焼きそばが有名だそうです。
試してみたら。
スープ入りチャーハンなら食べたことあるなぁ。