くびき野ウルトラマラソン

越後くびき野ウルトラマラソン。
ぼくランキングでは堂々No.1の大会。
でもってこの大会、2年に1回の隔年開催なので、ある年は出ないと仕方がない。
雨が降ろうが、ヤリが降ろうが、2週間前に佐渡ヶ島を走ろうが、しょうがないのである。

当日の天候は、雨。幸いヤリは降ってない。一緒に出るのは、切りさん、トライアスロンじじい、今回はコスプレしないコスプレランナーなおすけ。

小雨の中、スタート。広がる田園風景。もくもくと足を進める。
足が重い。どうしてこんなに重いのか。また太ったか?そういや、この間長いの走ったなってしばらくしてから思い出す。まーしょうがないなー。足止まったら帰ろ。と思いながら走る。

田んぼの向こうの古民家の二階から「が、ん、ば、っ、てく、ださーい」と張り上げられた声。
え、ぼく?この辺、そんな応援してくれる知り合いいたっけ?あ、前回応援してくれてた山田さん?(仮名)
「ありがとー」と叫び返し、走る続ける。と、後ろのほうでまだ「が、ん、ば、って、く、ださ、ーい」の声。
なんだ、ぼくだけにじゃないのか。
でもあの人、1,000人に向かって応援し続けてるのか?
そう、それがくびき野。

35kmまで辛い道のり。ほとんどうつむいて、走ってる。
後で、「最初の辺りは、田んぼ多くて飽きたよねー」ってきかれたけど、そんなの覚えちゃいない^^;
35kmのエイドを出た直後。登り坂が始まる。最初は歩いていーことにしよー。
ぼちぼちと、歩き始めたら、声。
「こら、歩くな」トライアスロンじじい。
心に灯がつく。スイッチはいった。走り始める。
この意地っ張りでなんど損をしてきたことか。
後ろから声「あー、俺は後から行くから」
てめー(-“-)
正直なところ、くびき野の坂は野辺山や高山に比べると走れない坂ではない。
ただ峠を5つ越えるのでその上り下りにあしをやられる。
ある意味いやらしい。
キャー、エッチ^^;

このレース、とにかくエイドが多い。
最初のエイドが4キロ。あれ、5kmじゃないの?次、8km。あ、4kmで一回なんだあと思ってたら、10km。
そこからまあ、あるわ、あるわ。
どうやら、エイドにも重量級と水分中心の軽量級があって、この先は5kmに一回重量級、2kmに一回軽量級という配置になっていたよう。ただ軽量級とはいえ水、スポドリ、コーラ、暖かい麦茶は標準スペックとして笹団子やおにぎりもあるから気が抜けない。
更にスーパーヘビー級のエイドが3,4箇所くらいあって、太鼓でどんがらがっちややって、名前読みあげるようなクラス。
食べ物は、うどんだのそばだの豚汁だの地元の味噌汁だの海賊汁だのおかゆだのお新香だのおにぎり各種だの…
後半は、もうエイド疲れして、コーラだけちゃっと飲んで、そのまま出ようとしたら、そこにプラカード。
「美味しいお米、食べて行ってくんない」
え、いや、いまお腹すいてないし、そこで拗ねられても…^^;
この「〇〇してくんない」っていう言い方、もちろん方言の「〇〇して下さい」って意味だけど、なんだか妙に可愛い。
その後にも出て来たプラカード「頑張ってくんない」には、いや、頑張ってるしー、とこたえてた。


降り続く雨は、小さくなったり大きくなったり。
止むことはない。
沿道で傘をさして応援してくれているおばあさん。
「雨の中、ご苦労さまです」
あ、いえ、こちらこそ、お騒がせして申し訳ないです。
おばあさん、ぼくの後ろを走っている人にも声をかけている。
「あなた、寒そうね。大丈夫?」
後ろを振り返ってチラッと見る。
理科の筋肉標本がプリントされた全身タイツのコスプレランナーだった^^;
隣りあった時に聞いてみる。
「寒いの?」
「いや、暑いっス」
そうなんだ。
無表情の筋肉マスクの下がニヤッと笑ったような気がした(^^)

やがて迎えるゴール。迎えてくれる人はいない。まだ、みんな走ってるかな。
とはいえ、ここはくびき野。
完走したランナーには、1人づつ中学生がつき、アテンドしてくれる。
席に案内され、タオルを渡され、次におかゆの具をきかれ、暖かいおかゆとお茶が手渡される。食べてる間に、完走証とメダルを取ってきてくれる。ありがとー。
おかゆを頂くが、寒気がおさまらない。
メールに、先帰ると書き残し、ホテルへ。
1時間後に電話。切りさんとトライアスロンじじい、完走。
「あっ、お疲れっしたー」と軽く伝え、お出迎えも打ち上げも行かず、就寝。
今回は、なんだかすごくつかれた。
ま、今朝起きたらまるで平気だったけどね(^^)

記録:12:16:25

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